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一輪挿し ◆暖前焼 |岡山県

2,200円(税込)

岡山県の備前焼の特徴

岡山の備前焼は、「日本六古窯(ろっこよう)」の一つでもあり、焼きものの世界で知らない人がいない「備前焼」の産地です。
備前焼は他の焼きものとは異なり、釉薬を一切使用せず、土だけを使って作られるのが大きな特徴です。
京都ではもう見ることができなくなった登り窯で、約2週間もの時間をかけて焼締めます。
そうして生み出された備前焼は、「投げても割れない」と言われるほど堅く、すり鉢、大きな甕(かめ)や壷が多く作られてきました。
また、釉薬を使わない代わりに、窯への詰め方、窯の温度変化、焼成時の灰や炭などによって色や模様をつける技術が発展しました。
すべて自然が偶然に生み出す化学反応であるため、一つとして同じ色・同じ模様にはならない点も魅力です。

〜備前焼の要“土づくり”〜

備前焼の土には、伊部(いんべ)地方の田んぼの下から採取される「ひよせ」が使われています。
ひよせは、ねっとりとした粘土性の高い良質な土で、鉄分が多いのが特徴です。
掘りたての土は安定しないので、最低1〜2年、野積みにして風雨にさらします。
そうすることで不純物が土となじみ、また徐々に鉄分も取り除かれます。

こうして寝かせた土を水と混ぜ、水簸(すいひ)という方法で水にさらし,比重の小さい部分を洗い流し,
底に沈んだ重い部分を取出す方法を繰り返して、不純物のない良い状態にしていきます。
この工程だけでもなんと約9ヶ月。
そうしてできた粘土の水分を飛ばした後、保管庫で更に半年ほど寝かせて初めて、備前焼の成形工程へと入ることができるのです。
まさかそれほどまで土づくりに時間がかかるとは思いもしませんでした。
しかも、この作業は各工房で行われているのです。

私たちが訪れた柴岡陶泉堂さんでも寝かせている土を発見!
なんとこの土、柴岡さんの先々代から寝かせてあるものだそうです。
同じ伊部(いんべ)地方の土でも「東西南北」で少しずつ土の色が異なると柴岡さん。
作る焼物に合わせて、使う土も変えているとのこと。備前焼における土作りの大変さと大切さを目の当たりにしました。

〜暮らしの道具としての備前焼〜

見た目や質感の美しさもさることながら備前焼は、暮らしの道具としての機能性も兼ね備えています。

花生けとして

  備前焼には小さな気孔があり、若干ですが通気性があります。
そのため、入れた水が新鮮に保たれ、活けた花が長持ちするという効果があります。

ビールグラスとして

備前焼の表面には小さな凹凸が無数にあります。
そのため、発泡機能が高く、ビールを注ぐときめ細かいクリーミーな泡となり、しかも泡が長持ちするのです。

日本酒やウイスキーのボトルとして

備前焼の持つ通気性は、お酒に含まれる酵母菌の働きを活発にし、お酒の熟成効果を高めます。
日本酒やウイスキーなどを入れておくと、香りは高く、味はまろやかに、コクのある味に変化します。

商品詳細

        
サイズ 開口部30× H 60mm  
※手作りのため寸法が多少異なります
素材 磁器
製造方法 磁器材料を成形後、施釉
納期 3日
注意 強い衝撃を与えると割れや欠損が生じることがあります。

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